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則天武后
「則天武后〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
則天武后の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
馬の血を浴びて立ち上がったので、父の英公もおどろいた。 敬業は後に兵を挙げて、
則天武后を討とうとして敗れた。 死婦の舞 鄭賓于の話である。彼が曾て河北....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いう理窟になるね。しかし、女の方にそんな実例がありますか」 「ありますとも、唐の
則天武后《そくてんぶこう》をごらんなさい」 「うむ、
則天武后ですか」 「歴史家と....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
三年前、咸享二年三十七歳でインドに往き在留二十五年で帰った時、奉仏兼大婬で高名な
則天武后|親《みずか》ら上東門外に迎えたほどの傑僧で、『寄帰内法伝』は法師がかの....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
りではなく事実この国の――支那の、ずっと昔からの、習慣であるということが出来る。
則天武后だの呂后だの、褒似だの妲妃だのというような、女傑や妖姫の歴史を見れば、す....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
そりと家へ送り返されるのだそうだ。 嘘のような話だが、支那の歴史上の英雄女性、
則天武后だの呂后だののことを思えば、今日の支那婦人だったら――殊に上海の婦人だっ....