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削ぎ竹
「削ぎ竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
削ぎ竹の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
実五本だったのだよ。しかも、死体に十字を切らせるためには、それで死体を囲まずに、
削ぎ竹のように片側の蝋を削いだ丈の短い四本を周囲に並べて、その中央に、全長の半ば....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ている空堀の橋のたもとに、ふとみると、一軒のほったて小屋がある。四方は蓆張りで、
削ぎ竹を抑えに打ち、入口にのれんを掛けて、そこから一本の小旗が出ている。 見る....