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削り花
「削り花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
削り花の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
家の方の伝授における十八通は、一、二、三がそれぞれ三箇の大事のおが玉の木、めどに
削り花、かはな草で、四重大事、五切紙之上口伝、六重之口伝、七|真諦之事、八|三鳥....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
れさす.あるいは山へ連れて行って,まっすぐに伸びたミズナラの大木を撰んでその幹に
削り花を下げ,パウチを追い出してくれれば山の神様にたんまりお礼をいたしますと祈っ....
「アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
、キツネはシャーマンの憑神だったと考えられるものであり、シャーマンはその頭の骨を
削り花に包んで秘蔵し、お祭の際などには、それを取出して卜占に用いたものであります....