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削岩
「削岩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
削岩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
なお半里ほどの高さで見あげるようなところに聳えている。手早く昼食をし、岩隙のある
削岩壁にとりかかった。たいへんな高度にいるので、ちょっと身体を動かしても肺が膨れ....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
どというものは、もし人間に章魚《たこ》のような吸盤さえあれば、氷の壁であろうと、
削岩壁であろうと、実に訳のない事であります。そこで、何か吸盤の代用になるものはな....