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前九年の役
「前九年の役〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
前九年の役の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「剣侠」より 著者:国枝史郎
藍聳えていたそうじゃが、その国分寺へとどまった……ところが止まったばかりでなく、
前九年の役が終了した際、奥州産の莫大な黄金、それを携えて帰って来、それを国分寺の....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
禰嶋足のごときは、その著しきものなりとす。しかしてもし坂上田村麻呂にして、果して
前九年の役ごろの奥州人間に信ぜられしごとく、また俘囚の類ならんには、さらにその栄....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
衣川の外に出で、磐井郡にまでその押領の手を伸ばそうとするに及んで、ついにいわゆる
前九年の役のやむ能わざるに至った次第であった。当時いわゆる六郡以北の地方、すなわ....
「春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
囚の長安倍頼時が、今の陸中中部の六郡を押領して、国司の命を奉せず、ためにいわゆる
前九年の役が起ったのであった。このさいこの仙北地方は、同じ俘囚長たる清原氏の占領....