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前功
「前功〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
前功の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
て再挫し、猛将多く亡びて、衆心|疑懼す。戦わんと欲すれば力足らず、帰らんとすれば
前功|尽く廃りて、不振の形勢|新に見われんとす。将卒を強いて戦わしめんとすれば人....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
違い、驕慢の極みついに上帝の機嫌を損じて御前より追放された。しかしついには魔王の
前功を懐《おも》うて復職され、この世はその掌握に帰すべしといいて、ひたすら魔王を....