前後撞着[語句情報] » 前後撞着

「前後撞着〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

前後撞着の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
さようなら」より 著者:田中英光
い人たちに「さようなら」してきた追憶を絡ませて、みたかったのだ。ぼく自身が矛盾、前後撞着、相反感情をバラバラに抱き得る、例の生者には不可解な分裂症患者に似た者の....
少女地獄」より 著者:夢野久作
前からあの女……ユリ子を御存じなのですか」 私は思わず発したこの質問が、如何に前後撞着した、トンチンカンなものであったかを気付くと同時に、自分の膝頭がガクガク....
近時政論考」より 著者:陸羯南
派より充実したるものはあらず、学理と実際とに照らしてその説を立てしかして首尾不同前後撞着の弊少なかりしは、実にこの論派を然りとなす、改進論派の吟味はここに止め、....
支倉事件」より 著者:甲賀三郎
ら、突っ込まれると苦しまぎれにいろ/\の答弁をする。もと/\嘘で固めたのだから、前後撞着矛盾を生じるから、益※突っ込まれる。終に恐れ入るのだが、この際根本の犯罪....