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「前陣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

前陣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
んだからと、室鳩巣《むろきゅうそう》が言ったも思い当る。それにサアどうだ。有司が前陣に立って勧めた薬が利《き》き廻って今日ドサクサするに及び、ヤレ汽車賃を割引す....
私本太平記」より 著者:吉川英治
て」と。 次に。供奉の公卿へむかって、 「兵衛の勢は、列の先に立たせ、都入りの前陣を勤めさすがよい」 とも直命された。 正成は、面目をほどこした。恩賞その....
私本太平記」より 著者:吉川英治
が、作為であろう。ほんととは思われない。 また兵力なども、 その数六万七千余騎前陣すでに 尾張の熱田に着きけるに 後陣はまだ大津|相坂の関 四ノ宮河原にささへ....