剛体[語句情報] » 剛体

「剛体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

剛体の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
の答案として見れば誤謬である。しかし実際壁の元子間に空隙が少しもなく、従って完全剛体であったら、音のエネルギーは通過し得ないであろう。そういう意味ではこれもやは....
「錯覚数題」より 著者:寺田寅彦
なかおもしろいものである。ヨーヨーも物理的｜玩具であるが、あれはだいたいは簡単な剛体力学の原理ですべてが解釈される。しかしこの獅子のほうは複雑な渦流が複雑な面に....
「物理学実験の教授について」より 著者:寺田寅彦
に附着し著しい誤りを生ずる事なども実験させた方がよいと思う。 その他「完全なる剛体」とか「摩擦なき面」とか「一定の温度」とか一々枚挙に遑はないが、こういう言葉....
「物理的空間の成立まで」より 著者:戸坂潤
と等質的空間とを区別するものと考えられたかの反覆が可能であるためには合目的移動（剛体の運動）の群は Untergruppe として推移 Translation ....
「芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
六八〇年から八二年までイギリス学士院長になったこともあった。 数学上においては剛体の衝突に関する法則、放物線体形の鏡面の磨き方、透視のこと、曲線の弧長を求める....
「比較科学論」より 著者:中谷宇吉郎
られる。 「もし今日電子の色を黒いとか赤いとかいえば学者は笑うに相違ないが電子が剛体であるとか弾性であるとかいうのはそれほど怪しまない。まして電子の不可入という....