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剪断
「剪断〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
剪断の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
については全く一言の権利もなくなってしまう。それで、たとえば理論から出した最大|
剪断応力の趨向を示す線系が、実物試片のリューダー線や、「目に見える割れ目」とだい....
「追憶の医師達」より 著者:寺田寅彦
方の例として挙げられたのは六十余歳の老婆であった。舌癌で舌の右だか左だかの半分を
剪断するというので、麻酔をかけようとしたら、そんなものは要らないと云ってどうして....
「工学博士末広恭二君」より 著者:寺田寅彦
を贈られたのは多分これに関聯してではなかったかと想像される。また船舶の胴体に働く
剪断応力の分布について在来の考えの不備な点を考察した論文がある。これも重要なもの....
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
に隠れ住し、夜は出でゝ劫掠す。百姓之を愁ふ。久しうして後其宅窟を審察して、藤縄を
剪断す。長人去る事能はず、終に窟中に斃る。其脛八掬あり。後人奇として之を祀るとい....