副総裁[語句情報] »
副総裁
「副総裁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
副総裁の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
ライヒサンスタルトの名誉研究員であり、1940年に東京で開かれる万国工業会議には
副総裁に任ぜられることに決定している。「日本の工業立国は鬼村博士によって完成され....
「安重根」より 著者:谷譲次
い礼服の日清露の顕官が続々到着する。その中に露国蔵相ココフツォフの一行、東清鉄道
副総裁ウェンツェリ、同鉄道長官ホルワット少将、交渉局長ダニエル、清国吉林外交部の....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
れることとなったが、伊藤総理大臣は総裁となられる予定であったから、先ずその始めに
副総裁たるべき西園寺公望《さいおんじきんもち》侯、および委員に擬せられたる箕作麟....
「私の経過した学生時代」より 著者:夏目漱石
時は家から通わずに、神田|猿楽町《さるがくちょう》の或る下宿屋に、今の南満鉄道の
副総裁をして居る、中村是公《なかむらぜこう》という男と一所《いっしょ》に下宿して....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いうものが、俄然として頭をもたげて来るということになる、慶喜を総裁として、容堂が
副総裁ということにでもなるのか」 「いや、それが成功したからとて、いちずに土佐が....
「余齢初旅」より 著者:上村松園
ているのが望見される。そのあたりが上海だということであった。 船では華中鉄道の
副総裁である田さんや夫人や秘書の方々と一緒であった。東京から上海へゆかれるので一....
「中支遊記」より 著者:上村松園
崎丸であったろう。十月二十九日の晩のことで、一行は京都を出発する時から、華中鉄道
副総裁の田さんの夫人始め三谷十糸子など、内地をそのまま支那に移したような身のまわ....