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割かし
「割かし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
割かしの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原の乱」より 著者:菊池寛
つこと三百人余であった。 信綱、氏鉄、夜討ちの現場を視察して、城兵の死骸の腹を
割かしめて検した処が、海草の類を見出した。これによって、城内の兵糧少ないのを知っ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ずそう思うの。それからそれを三十でわります。すると一日にどの位宛たより頂いている
割かしらと。配給も徹底するとそうなります。きのうから右腕が痛み、メリケンコを酢で....