割付け[語句情報] » 割付け

「割付け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

割付けの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白蟻」より 著者:小栗虫太郎
いうふうに按配《あんばい》したらいいのか――そうしてしばらくのあいだ、それぞれに割付けねばならない、役割の事で悩まねばならなかった。しかしそのようにいろいろな考....
巡査辞職」より 著者:夢野久作
のオナリ婆さんは俯伏《うつぶ》せになって、枕を抱えて寝ていたらしく、後頭部を縦に割付けられていたが、これは髪毛《かみのけ》があるので血が真黒に固まり付いている上....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
が、一匁は一銭六厘五毛なれば、平土間七十五匁は一円二十三銭七厘五毛、それを七人に割付けるときは、一人前は十七銭六厘余に相当す。 ○十二月十八日、三代目関三十郎死....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
ますと、虚無僧はヒラリと飛上り、三島安の頭上から力に任せて切込めば、面部へかけて割付けられ、アッと云って片膝突くところを胴腹へ深く斬り込みましたから、二人とも其....