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「割印〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

割印の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
いって、懐中から取り出したものをお綱の手へ渡した。それは美濃の垂井の宿、国分寺の割印を捺した遍路切手で、それを持って国分寺にゆけば、この三月の中旬に、阿波八十八....
私本太平記」より 著者:吉川英治
足利方の水軍の間に用いられているらしい水路の関所札――つまり船鑑札であり、黒肉の割印に加えて、足利|直義の花押もまたあざらかといってよかった。 「さようであった....