力声[語句情報] » 力声

「力声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

力声の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
は眼中にない。後《あと》からゆっくり来いというので、一同疲れし膝栗毛に鞭を加え、力声《ちからごえ》を上げてぞ突貫する。初め山道は麓の村落で嚇《おどか》された程急....
巴里の唄うたい」より 著者:岡本かの子
て彼女はうめくべく唄の一句毎の前には必らず鼻と咽喉の間へ「フン」といった自嘲風な力声を突上げる。「フン」「セ・モン・ジゴロ……」である。 これに不思議な魅力が....