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功を奏する
「功を奏する〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
功を奏するの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「徳育如何」より 著者:福沢諭吉
して、その効験三日に見るべきか。いわく、否《いな》なり。三冬の育教、来年の春夏に
功を奏するか。いわく、否なり。少年を率いて学に就《つ》かしめ、習字・素読《そどく....
「活人形」より 著者:泉鏡花
深苦の様を傍観せんか、と一度は思い決めつ、我同僚の探偵吏に寸鉄を帯びずしてよく大
功を奏するを、栄として誇りしが、今より後は我を折りて、身に護身銃を帯すべしと、男....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
しない。
もう物音が大ぶ広がって来た。
悪魔の手伝う催しは皆そうだが、
しまいに
功を奏するのは党派の憎悪で、
止めを刺すまでそいつを息めないのだ。
なかなか気持....
「世界漫遊」より 著者:ダビットヤーコプ・ユリウス
た自分達の計略の図に当ったのを喜んでいる。金は随分掛かる。しかし構わない。旅行は
功を奏するに違いないからである。それに報告が存外立派に書ける。殊に書物をも少しは....