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加入者
「加入者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
加入者の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
「さあ、これだ。」 と金兵衛の前に置いた。村の宿役人仲間へ料紙一束ずつ、無尽の
加入者一同への酒肴料、まだそのほかに、二巾の縮緬の風呂敷が二枚あった。それは金兵....
「母親」より 著者:若杉鳥子
、全協一般使用人組合がある。兄さんの方にも出版労働って組合がある。組合は闘争的な
加入者のある処だったら、百貨店だって何処だって、職場、職場へどしどし組織の手を伸....
「「ラジオ黄金時代」の底潮」より 著者:宮本百合子
いと思うのである。 先ず、中央放送局の昭和十一年度の職業別統計によると、新たな
加入者の筆頭を占めるのは商業であり、 商業 三七%六 公務 ┐ ....
「三田社会科学研究会報告」より 著者:野呂栄太郎
も、物質的にはもちろん、精神的にも一つの力強さを感せしめるものがある。なお予科の
加入者増加は予科部独立の蓋然率を増したとともに、会友の熱心は会友部設置の必要を切....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
階に上がってしめ切った室にはいり、そこでほとんど秘密結社的な光景が演ぜられた。新
加入者には、家父に仕うるがごとく仕えんという宣誓をなさした。そういうのが定まった....
「白銀の失踪」より 著者:ドイルアーサー・コナン
奴があるんだな、たしかにそうです」 馬車が大スタンド近くの入口から入る時、競争
加入者表を見あげると、次のように書き出されてあった。 ウェセクス賞杯競馬 各出場....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
三百八十万弱が七百十万余になり、電線の三百万マイル足らずが六百万余になっている。
加入者の数は全人口に割り当てると二十八人に一人となる。一日中の通話の回数が驚くな....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
。しかし、朝倉先生のように、いつまでたってもじょうずにならないものもあり、また新
加入者があるごとに、かならず二度や三度は何かのへまをやったので、爆笑の種は容易に....