助光[語句情報] »
助光
「助光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
助光の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
けて、俊基は、ふと眼を庭面へそらした。 そこに、うずくまっていた家職の侍、後藤
助光の姿に、ふと気づいたからだった。 「
助光、またしばらくの留守となろう。あとを....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、来客のむねを告げた。――客の名は、 年上が、志津三郎兼氏。 若い方が、後藤
助光。 「……その、おふたり様で」 と、婆やがいう。それを、卯木も奥の元成も、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
いたわけか」 どこかでは、刀鍛冶の澄んだ鎚音がひびいている。行くほどに、「後藤
助光」と木札を打った一軒の門もながめられた。さらに行くと、もっと軒ばを接しあった....