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助動詞
「助動詞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
助動詞の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
語には盛に用いられたのであって、それがため、室町時代には動詞の連用形が助詞「て」
助動詞「たり」「つ」などにつづく場合には口語では常に変化した形のみを用いるように....
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
、それは当面の問題の解決には用立たなかったのでありますが、そうして見て行く中に、
助動詞の「けり」の「け」とか形容詞の語尾の「け」とかには、いつもこの「家」の字が....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
、一々ずつ微細なる活字となって、しかも、各々五色の輝を放ち、名詞、代名詞、動詞、
助動詞、主客、句読、いずれも個々別々、七彩に照って、かく開きました真白な枚の上へ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
なる。 一首に主格も省略し、結句に、「印南国原」とだけ云って、その結句に助詞も
助動詞も無いものだが、それだけ散文的な通俗を脱却して、蒼古とも謂うべき形態と響き....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
部分はその香気の有無にある。語法を分解して考えて見れば、その秘密はどうやら助辞や
助動詞の間にあるようにも推測されぬでもない。しかしそれがどうしてあれだけの品位を....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
吟じ得べきがごとき。 文法 漢語、俗語、雅語のことは前にも言えり。その他動詞、
助動詞、形容詞にも蕪村ならでは用いざる語あり。 鮓《すし》を圧す石上に詩を題す....