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「助博士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

助博士の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
読書法」より 著者:戸坂潤
四八〇頁・定価二円) 17 小倉金之助著『科学的精神と数学教育』 小倉金之助博士が二十余年間に渡って選集した評論集であり、序篇の五篇は比較的旧いもの、本篇....
私たちの建設」より 著者:宮本百合子
ると実質は果していくらの引上になるのだろうか。この計算は非常に難かしい。小倉金之助博士もこの関係の微妙さは、簡単な数字で現わせない、と言うであろう。 男子が四....
イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
極として対立するのである。自然科学は特に、このような二重性を有つ。 * 小倉金之助博士は論文「階級社会の算術」に於て云っている、「私の意味する処は、それが算術で....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
。自然科学者数学者になると多少とも唯物論的な人物はごく稀になる。わずかに小倉金之助博士や再び岡邦雄氏其他を数えることが出来るだけだ。而も以上あげた人の内でも、ど....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
共に認められる点が、ディレッタントのディレッタントたる所以だろう。例えば小倉金之助博士が数学史や数学教育論を書いたにしても、今日では恐らく誰も純正数学者(?)小....
再び科学的精神について」より 著者:戸坂潤
に於ける科学的精神の教育について、一貫した主張を旧くから持っているのは、小倉金之助博士の如き人である。氏は『数学教育の根本問題』を、数学専門家のための数学教育に....
技術的精神とは何か」より 著者:戸坂潤
に於ける歴史的精神、之が科学的精神であると、一応云っておいていいだろう。小倉金之助博士は、実証的精神と歴史的精神とを以て、科学的精神の説明を試みたように記憶する....
私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
族手当の規定を設けるのに力を入れたということを、学生時代早稲田の講壇で故松崎蔵之助博士から聞き、私もそのビスマルク式に共鳴してぜひ自分も人を使う立場になったら、....
少年に文化を嗣ぐこゝろを」より 著者:中井正一
少年に文化を嗣ぐこゝろを 中井正一 大塚金之助博士に或雜誌記者が、博士の一生に最も感銘深かった記憶は何でございますかとたずね....
香熊」より 著者:佐藤垢石
みたのである。 もう、同好の面々が二、三十人集まっている。そのなかに、金田一京助博士と舞踏の五条珠実嬢の顔が見えたのは、異色だ。当日の胆いりである私の友人の説....
アイヌ語学」より 著者:知里真志保
ました。その第一版については、これもアイヌ語学の権威として世界的に有名な金田一京助博士が、「一冊の本でアイヌ語の文法と、大約二万のアイヌ語を知る重宝なもの」とい....