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助監督
「助監督〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
助監督の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「花燭」より 著者:太宰治
りもございませぬゆえ、厚かましいとは存じながら、お願い。 坂井新介様。とみ。
助監督のSさんからも、このごろお噂うけたまわって居ります。男爵というニックネーム....
「競馬」より 著者:織田作之助
夜だしぬけに結婚《けっこん》してくれと言う。隣《となり》のボックスにいる撮影所の
助監督《じょかんとく》に秋波を送りながら、いい加減に聴き流していたが、それから一....
「私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
うものが京都双ガ丘に生れ、その中の片岡千恵蔵プロダクションのシナリオ・ライター兼
助監督として私がはいることに話が決つていた。 帰るや否や、独立第一回作品のシナ....
「肌色の月」より 著者:久生十蘭
知った顔がないかと物色していたが、三つ目の車でロケハンにでも行くらしい楠田という
助監督の一行を見つけた。 「楠田さん」 「おお、お久美さんじゃないか。すかっとし....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
NGが出ちやつて――當時フィルムが足りないのでNGがやかましかつた時代でしよう、
助監督から頭ごなしにダイコン! などと言われて、セットの隅つこでショゲてね、死ん....