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勅題
「勅題〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
勅題の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
軍夫になって澎湖島に渡った経歴もある男で、今は村の巡査をして、和歌など詠み、新年
勅題の詠進などして居る。其巡査の話に、正服帯剣で東京を歩いて居ると、あれは田舎の....
「北斗帖」より 著者:違星北斗
と聞く 此の山中のコタンの驚き 諒闇の正月なれば喪旗を吹く 風も力のなき如く見ゆ
勅題も今は悲しき極みなれ 昭和二年の淋しき正月 秋の夜の雨もる音に目をさまし 寝....