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「勇侠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

勇侠の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
は容易《たやす》く後ろを見せない者共でありながら、楯に取るのは義理名分でもなく、勇侠義烈でもなく、つまるところは酒と女。今もここに網を張って、病人と足弱の一行を....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
。保証のしるしがついてるだけでたくさんだった。 情欲的な不道徳とコルネイユ風の勇侠《ゆうきょう》とが、最も矛盾した方法で一致し得る時に、芸術の極致に達するので....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
一つの慰藉《いしゃ》だった。ランジェー氏は娘から様子を知らせられたが、彼女がその勇侠《ゆうきょう》な気持に疲れ始めたことを大して驚きはしなかった。彼は政治上の知....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
級な考慮を排するのに誇りを感じている。愛のためには一切を犠牲にするという浪漫的な勇侠に出ずる王者があるのであり、これは当然に若者には魅力あるものである。そして本....