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勇奮
「勇奮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
勇奮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)」より 著者:宮本百合子
と、顔色のわるい、骨格のよわいその子供たちとが、自分たちの運命をきりひらくために
勇奮心をふるい起そうともしないで、波止場の波に浮ぶ藁しべのようにくさりつつ生きて....
「作家の像」より 著者:太宰治
いる。頭が、悪いのではないかと思う。 たまに新聞社から、随筆の寄稿をたのまれ、
勇奮して取りかかるのであるが、これも駄目、あれも駄目と破り捨て、たかだか十枚前後....
「三国志」より 著者:吉川英治
「何を」 荀正は、関羽につりこまれて、つい玄徳を逃がしてしまったばかりでなく、
勇奮猛闘、汗みどろにかかっても、遂に、関羽へかすり傷一つ負わせることができなかっ....