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勇往邁進
「勇往邁進〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
勇往邁進の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
は怯まず叫びつづける。 「仏陀の教えこそ讃美べきかな。それは隠遁の教えではない。
勇往邁進建設の教えだ。禁慾の教え、克己の教えだ。……妾はすぐに殺されよう。妾はす....
「正義と微笑」より 著者:太宰治
して、その主人が退屈して畳にごろりと寝ころんでいるのではなく、おのが理想に向って
勇往邁進している姿なのだそうである。また楽しからずやの「また」というところにも、....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
烈であると覚悟せねばならぬ。が、汝は須らく現代を超越し、目標を遠き未来に置いて、
勇往邁進せねばならぬ。 問『霊界の指導者はいかに選ばれるか?』 指導霊の性質―....
「生活について」より 著者:豊島与志雄
いが故に、不可能な方向を選びはしない。最善可能な方向を見出して、あくまでその方へ
勇往邁進してゆく。 自分の生を愛する心を以て、自分の意志で生活の方向を定め、そ....
「三国志」より 著者:吉川英治
は一朝にしては成らない。 また。 破壊までの目標へは、狼煙一つで、結束もし、
勇往邁進もするが、さて次の建設の段階にすすむと、必ずや人心の分裂が起る。 初め....
「一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
ぬということも、人間の正直なことの内容の一つだ。日本が日本型ファシズムに向かって
勇往邁進しているということは、日本の真実である。日本社会の公式な真実だ。この公式....