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「勇略〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

勇略の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
むしろ山の株を奪って動かざること人の如し――と度胸を据えた方が遥かに賢明である、勇略である。 ということに、すべてが一致してしまいましたから、山の鳴動は劇《は....
三国志」より 著者:吉川英治
えて下さい。家祖|孫堅の君には、いかなるご苦労をなされたか。また御兄君孫策様のご勇略はいかに。おふた方の血は正しくあなた様の五体にも脈々ながれているはずではござ....
三国志」より 著者:吉川英治
禄を喰んでいた者である。 曹操が思うに、※徳なら関羽の良い相手になるであろう。勇略無双の聞えある関羽に対して、恥なき戦いをするには于禁では実力が足らない。 「....
三国志」より 著者:吉川英治
夢想もできない転変だったにちがいない。 加うるに、劉備も孔明も、いささか関羽の勇略をたのみすぎていた。忠烈勇智、実に関羽は当代の名将にちがいなかった。けれどそ....