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勇進
「勇進〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
勇進の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「概念と心其もの」より 著者:宮本百合子
性の生活、経験に満足しないで人としてもっと深く広く観、感じ味わうべき世界を求めて
勇進しようとする者は箇性の内容の貧弱さから人生をその物本然の姿で見る丈の大きさが....
「関牧塲創業記事」より 著者:関寛
、然れども夫れは実に大なる予が迷いたるの事たるを悟れり。戦地に出るは、此れ死地に
勇進するなり。殊に世界第一等たる強兵たるの露国に向うて為す事あるは、此れ日本男子....
「瘠我慢の説」より 著者:福沢諭吉
家のため主公のためとあれば必敗必死《ひっぱいひっし》を眼前《がんぜん》に見てなお
勇進《ゆうしん》するの一事は、三河武士全体の特色、徳川家の家風なるがごとし。これ....
「日本男子論」より 著者:福沢諭吉
《がんしょく》をも犯し、世を挙《こぞ》って皆酔うの最中、独り自ら醒《さ》め、独行
勇進して左右を顧みざることなれば、随分容易なる脩業《しゅぎょう》にあらず。即ち木....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
いますればその人は大忠臣となり、いわゆる国家なる一集合体を利益する訳になるです。
勇進するという心は一つであるけれども、方法として用いる場合と目的いかんによって善....