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動学
「動学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
動学の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
嘆の的となっているものである。 彼はまた流体静力学、静力学、航空学、透視法、波
動学、色彩論に関する驚嘆すべき理論的の研究を残している。その上に彼は古今を通じて....
「物理学と感覚」より 著者:寺田寅彦
の惰性で今日でも音響学という名前が物理学の中に存している。今日ではむしろ弾性体振
動学とでもいうべきであろう(生理的音響学は別として)。光の感覚でも同様である。光....
「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」より 著者:寺田寅彦
いもない事である。力学はつまり幾何学の拡張である。空間座標のほかに時を入れれば運
動学が成立し、これに質量を入れて経験の結果を導入すれば力学ができる。これらの数学....
「映画の世界像」より 著者:寺田寅彦
把握する事を知っている。すなわちまず三次元の空間の幾何学に一次元の時間を加えた運
動学的の世界を構成し、さらにこれに質量あるいは力の観念を付加した力学的の世界像を....
「踊る線条」より 著者:寺田寅彦
線の踊り」のおもしろみであったような気がする。 舞踊というものをその幾何学的運
動学的要素に一度解きほごして、それから再び踊りというものを構成するとすればその第....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ではない。それは社会の云わば力学的法則と呼ばれるべきもの――但しかの実証的な社会
動学に於ける法則のことではない――と何の連関にも立つことが出来ない。それはだから....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
くその突飛さに一驚しました。ところはウィーン市のコニー島というところにある自然運
動学校でありました。 まず氏の説明を聴きますと、 私たちは間違った仕方で体を....