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「勝ち軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

勝ち軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
発声の指揮をしてください」 玄徳が謙遜していうと、 「いやそれは違う。こよいの勝ち軍はひとえに貴軍の謀略と働きにあるのですから、玄徳殿が音頭をとるべきです」と....
三国志」より 著者:吉川英治
重傷の凌統は、全身の瘡をつつんで、なお君前にいたが、 「思い合せれば、※城の勝ち軍が、すでに今日の敗因を醸していたものです。部下の端までが、あまりに勝ちに驕....
三国志」より 著者:吉川英治
やあ、老将軍ですか」 「いかにしてこれへは?」 「丞相のご命です。過日、※芝から勝ち軍のご報告があるや否や、危うしとばかり、すぐ吾々に救急の命を発しられましたの....
私本太平記」より 著者:吉川英治
は、それらの者を見ると、 「ばかを申せ」 と、わざと笑ってみせた。 「きょうの勝ち軍は、おまえたちが、身を片輪にまでして剋ちとってくれたものだ。うれし泣きなら....
私本太平記」より 著者:吉川英治
あった。 「道誉。健在でまずめでたいの」 「おかげで。ははは」 「いやこのたびの勝ち軍は御辺の功を第一と思う。ご苦労だった」 「お賞めにあずかって身の面目でおざ....