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勦滅
「勦滅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
勦滅の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ん》の飾具を聚《あつ》めて渡世とする人があるので知れる、その人々は生計上から狼を
勦滅《とりつく》すを好まぬという。一八七二年の末セカンドラ孤児院報告に十歳ほどの....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
首牛身、犬身魚尾などという怪物どもの軍勢を作り集めた。神々は相談をしてこの怪物を
勦滅することに決議はしたが、誰も敢て手を下そうとするものがない中にただ一人知恵の....
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
りあえず慶尚南道の有志、役人、司法当局四十余名を釜山公会堂に召集して、爆弾漁業|
勦滅の大講演会を開く事になった。これに各地方の有力者二十余名、臨時傍聴者三百余名....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ろ》を食いに来たのだ、こうなってみると、そうはさせないという気になって、こいつを
勦滅的《そうめつてき》に追い払わなければならぬ、得物《えもの》は――と伊太夫もあ....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
れに二十首を作る 橋本蓉塘 金碗孝吉 風雲惨澹として旌旗を捲く 仇讎を
勦滅するは此時に在り 質を二君に委ぬ原と恥づる所 身を故主に殉ずる豈悲しむを須た....