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「勧賞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

勧賞の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
いのう」 「まだわからんちうがのう、困ったもんじゃのう、なんでも市場の世話役は、勧賞《けんじょう》つきで沙汰をしおるちうが、つきとめた者には二十両というこっちゃ....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
て彼はいっている、「まことに舞にとりて異なる秘蔵大事の物とかや。これを舞ひつれば勧賞をかぶる。見たるにたゞ同じ体にていづくに秘事あるべしとも見えねども、折々振舞....
私本太平記」より 著者:吉川英治
に、一族みな任官、受賞の栄に浴した。 当然、これには亡き寂阿の忠死もあずかって勧賞の考慮にいれられたことではあろうが、およそ一家でこれほどな恩賞をうけた例はほ....