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「匈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

匈の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
人の子を育つること 『淵鑑類函』四二九に〈『後周書』曰く、突厥《とっけつ》の先、奴の別種なり、隣国に破らるるところと為《な》る、その族に一小児あり、草沢中に棄....
李陵」より 著者:中島敦
・浚稽山《しゅんけいざん》の麓《ふもと》に至って軍はようやく止営した。すでに敵|奴《きょうど》の勢力圏に深く進み入っているのである。秋とはいっても北地のことと....
灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
た。 現行書目にしも、英独仏露伊西以外、和蘭、瑞西、波蘭、瑞典、那威、澳太利、牙利、葡萄牙、墨西哥、アルゼンチン、将た印度、波斯、中央亜細亜あたりまでの各国....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
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マダム貞奴」より 著者:長谷川時雨
派出の女であった)を加えて一行は廿六、七人であった。仏、英、露、独、西、伊、墺、の諸国を巡業し到る処で大歓迎をうけた。この興行から帰って来ると故国日本でも貞奴....
ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
ある。灑ぐところに Passau の町がある。 ドナウが墺太利に入り東に流れて牙利に入る。その沿岸に、Linz があり、Wien があり、Budapest ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
で新しい意見を発表していた。ポーランドを好みハンガリーを好んでいたが、波蘭人だの牙利人だのという古めかしい文字使いをしていた。シャール十世のように国民軍の服を....
無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
す。今から二千年も前、漢の国に、蘇武という人があって、皇帝の使者として、北の方の奴という国へ行った。ところが奴では蘇武をつかまえてこうさんしてけらいになれと....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
いる。ハーゲンに殺された夫ジーグフリードの幻を、胸に抱きしめて、クリームヒルトは牙利王エッツェルの許に嫁ぐ。そして、十七年後に復讐を遂げるのだが、それには船長....
生きている戦死者」より 著者:牧逸馬
人の血が混っていることを思わせる剽悍な顔をしていた。一九一二年の春の初めである。牙利《ハンガリー》の首都ブダペストから四哩程離れた田舎に、ツインコタという風光....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
幕について面白い記事が頼長の日記、仁平三年九月十四日条に見える。 故成佐諫曰、奴無道、不。 成佐は基衡を奴といっている。いかに東奥の夷狄とはいいながら、....
人身御供と人柱」より 著者:喜田貞吉
しも人間とのみは限らぬ。敵の要求する物品またこれを辞する事は出来ない。漢の天子が奴の襲撃から免れんが為に歳幣を約し、婦女を送ったというのはすなわちこれである。....
本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
して「蛮陬夷落」、「虜陣戎庭」などと称し、京都の公家衆は清衡の子基衡を呼ぶに、「奴」の称を以てし、その子秀衡を呼ぶに、「奥州の夷狄」の語を以てしております。俘....
世界漫遊」より 著者:ダビットヤーコプ・ユリウス
営していた。一体どうしてこんな事件に続々関係するかと云うに、それはこうである。墺国では高利貸しが厳禁せられている。犯すと重い刑に処せられる。そこで名義さえ附く....
古事記」より 著者:太安万侶
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