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「北の陣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北の陣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
北の消息も聞えてくるが、先頃、ある確かな筋から、ご主君玄徳が、袁紹を頼まれて、河北の陣中におられるということを耳にした。それは確実らしいのだ。安んじ給え。いずれ....
三国志」より 著者:吉川英治
なうわけだな」 「そうです。玄徳様にも、どれほどお待ちかわかりません。何しろ、河北の陣中におられるうちには、たえず周囲の白眼視をうけ、袁紹には、二度まで斬られよ....
三国志」より 著者:吉川英治
人には洩らすなかれと、互に秘密を誓い合って、その夜は別れた。 このところ魏軍江北の陣地は、士気すこぶる昂らなかった。 うまうまと孔明の計に乗って、十数万のむ....
三国志」より 著者:吉川英治
に誘いを試みておるものと思われる。まだうごく時機ではない」 やがて日没の頃、江北の陣地から煙があがった。失火だろうと眺めていると、少し下流の陣からもまた火があ....