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北アメリカ
「北アメリカ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北アメリカの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
を遺した。アングロサクソン民族がオーストラリアを従え、南アメリカに権力を得て、南
北アメリカを支配するようになったのも彼の遺蹟といわなければなりませぬ。
第二回....
「まざあ・ぐうす」より 著者:北原白秋
のグウスというおばあさんはいまから二百年ばかり前に、その当時英国の植民地であった
北アメリカにうまれたかたでした。そのおばあさんに一人のちっちゃなまご息子《むすこ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
伝説である。アフリカのが五、アジアのが一三、オーストラリア及びポリネシアが九、南
北アメリカのが三七である。ニグロやカフィール族(Kaffer)の黒人やアラビア人....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
あるソ連の実力は絶対に軽視できません。第二は米州であります。合衆国を中心とし、南
北アメリカを一体にしようとしつつあります。中南米の民族的関係もあり、合衆国よりも....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
夜浦賀表へ御出立にこれあり候。 さて、このたびの異国船、国名相尋ね候ところ、
北アメリカと申すところ。大船四|艘着船。もっとも船の中より、朝夕一両度ずつ大筒な....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
では、単に比喩の語るに過ぎぬのであるが、蛮族間では、事実を言い表したものである。
北アメリカのインディアン中にも類似の言葉があるということである。 刑罰の目的が....
「流線間諜」より 著者:海野十三
がある。カムチャッカ半島の東の鼻先のところにある岬の名だ。ベーリング海峡を距てて
北アメリカのアラスカに対しているそうだ。これに違いない」 彼はそれからタイムス....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
方は存外開けないのです。南|亜米利加《アメリカ》も土地は肥え、気候もいいのだが、
北アメリカがずんずん開けるのに、南がそのわりでないのは、一方は剣や大砲でおどかし....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
者や、見世物師は、これにダンスその他を仕込んで人に見せる。 最も強猛なのは、西
北アメリカ、アラスカから、ロッキー山脈を通じてメキシコに至るその辺に散布する G....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
スカリオテのユダをさし、「往くべき処」は地獄のことである。 一八 サヴァナ。――
北アメリカの大西洋岸にある港。今の合衆国のジョージア州にある。 一九 ダブルーン....
「探偵小説アルセーヌ・ルパン」より 著者:婦人文化研究会
と、今回の窃盗事件はアルセーヌ・ルパンの指揮の下に行われ、贓品《ぞうひん》は翌日
北アメリカへ向けて送られた。という文面である。警視庁は俄《にわか》に活動を進めた....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
部分は皆そうであったが、この下の寝台も二段になっていた。寝台はたっぷりしていて、
北アメリカインディアンの心に奢侈の念を起こさせるようなありきたりの洗面装置があり....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
屋もなく、一匹の動物の足跡も見られない。気候がより厳しく、土地がより瘠せている、
北アメリカのある地方では、荒廃は更にいっそう甚しい。数百リイグ四方の広大な土地を....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
を往復し、上述ののわが畏くも高貴にして顕赫なる云々の陛下が幾何の軍隊をカナダ及び
北アメリカに送る準備をしておられるかを、邪悪にも、不忠にも、叛逆的にも、その他種....
「バットクラス」より 著者:岡本かの子
の夏の休暇にはサウザンプトン港から新造の米船に乗りニューヨークに上陸してはるばる
北アメリカを横断する計劃が良人と約束してある。ロンドンよりもずっと清新なニューヨ....