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北原稲雄
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北原稲雄の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
胤大人|畢生の大著でまだ世に出なかった『古史伝』三十一巻の上木を思い立つ座光寺の
北原稲雄のような人がある。古学研究の筵を開いて、先師遺著の輪講を思い立つ山吹の片....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
、座光寺とは平田|大人の遺書『古史伝』三十二巻の上木に主となって尽力している先輩
北原稲雄の住む村である。お触れ当てに応じてこの宿場まで役を勤めに来る百姓のあるこ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
も知れないと心配し出したのは、伊那の方にある先師没後の門人仲間である。座光寺村の
北原稲雄が発起で、伊那の谷のような安全地帯へ先師の稿本類を移したい、一時それを平....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
、同四年にはわずかに四人の入門者を数える。北には倉沢義髄を出し、南には片桐春一、
北原稲雄、原|信好を出し、先師遺著『古史伝』三十一巻の上木頒布に、山吹社中発起の....