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「北宗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北宗の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
画学校時代」より 著者:上村松園
田秀穀さんで、画学校の校長を兼ねていられたのです。 教室は、 東宗 西宗 南宗北宗 の四つに岐れていました。まるで仏教の学校のように感じます。東宗北宗などと言....
作画について」より 著者:上村松園
っています。 年少の頃から、研究の推移をふり返ってみますと、大体において南宗、北宗から円山四条派におよび、土佐や浮世絵などをもくぐって来、それに附加して博物館....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
勢い因襲に俘われる。日本人は画の理解があればあるほど狩野派とか四条派とか南宗とか北宗とかの在来の各派の画風に規矩され、雪舟とか光琳とか文晁とか容斎とかいう昔しの....
随想」より 著者:上村松園
都の画学校に入ったが、その時分の学校は今の京都ホテルの処にあって、鈴木松年先生が北宗画の教授をされていた。半季ほどたってこの学校に改革が起こって松年先生は学校を....
想い出」より 著者:上村松園
は柔らかい四条派で望月玉泉先生、西宗は西洋画で田村宗立先生、南宗は巨勢小石先生、北宗は力のある四条派で鈴木松年先生がそれぞれ主任でした。私はこの北宗の松年先生に....