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北家
「北家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北家の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「厨房日記」より 著者:横光利一
っていた。彼が帰って家の周囲を見渡すと今までの広い空地はどこにもなくなり、東西南
北家がぎっしり建っていた。僅か半歳あまりにこのように人家の密集する都市の膨脹力を....
「旅愁」より 著者:横光利一
返って、暗怪な時平に代り、その妹の穏子の方の身の上を想像しながら、夜更けまで藤原
北家の流れの行方を尋ねていった。しかし、父の云った基経は、まさか穏子の方のあの親....
「死者の書」より 著者:折口信夫
ろが、其と時を同じくして、疱瘡がはやり出した。越えて翌年、益々盛んになって、四月
北家を手初めに、京家・南家と、主人から、まず此|時疫に亡くなって、八月にはとうと....