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「北尾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北尾の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
単独行」より 著者:加藤文太郎
それでも早く、カンバへ下ったのは三時頃でした。 十九日、今日は扇ノ山へ登って、北尾根をズーと下の村へ下る予定で、午前七時に出発し、地図に道が書いてある、九一一....
山想う心」より 著者:松濤明
常に山そのものに対する愛着だということを意味する。この戦争で故人となったが、前穂北尾根又白側に輝かしい足跡をとどめたM高のY君が、かつていみじくも洩らした言葉―....
十二支考」より 著者:南方熊楠
にゃくだま》ときん玉と、こんな歌よむ性根玉でも」とあったと『一話一言』で読んだ。北尾辰宣の筆ならんてふ異体の百人一首に、十種の男を品隲《ひんしつ》して白を第六等....
鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
を尋ねると、近頃非常に忙がしいという。何で忙がしいかと訊くと、或る科学上の問題で北尾次郎と論争しているんで、その下調べに骨が折れるといった。その頃の日本の雑誌は....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
なるその意匠はその筆法と色彩とを合せて共に奥村派の諸先輩に負ふ処あり(鈴木春信は北尾重政《きたおしげまさ》と同じく西村重長《にしむらしげなが》の門人なりと称せら....