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北山殿
「北山殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北山殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
遊ばせ」 「うん、山遊びか、行ってもよいな」 「明日にもお出掛け遊ばすよう」 「
北山殿もお好きであった。ひとつ誘って見ようかな」 「それがよろしゅうございます」....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
あった。 あるじの成輔の使いで、再々、垣間見あっていた相思のふたりは、やがて、
北山殿の花の御遊の折、花の下で結ばれた。 春秋の北山の御遊には、いつも、行幸輦....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
象といえば、足利殿、おそらくその人だったろう。 こうしたうちに、突如、都では“
北山殿手入れ”という大事件が起ッた。たれもが耳を疑うほど驚いたのは、これもまた、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
出たのである。その平和な一日の楽しさ、尊さ。顕家にも忘れられない。 それで彼は
北山殿でも花の終夜、君に宿直したことなども思い出して、あす知れぬ戦陣の身、これが....