北条仲時[語句情報] » 北条仲時

「北条仲時〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北条仲時の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
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私本太平記」より 著者:吉川英治
がそろっていた。 内管領の長崎|高資をはじめ、多くは北条家の親族といってよい。北条仲時、茂時、名越、安達、金沢父子、普恩寺入道、または赤橋守時といった風に。 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
間に、兵の頭をつかまえて訊いてみると。 奥では、南の左将監北条時益、北の越後守北条仲時、両探題もそろッて、急遽、鎌倉から派遣されてきた二階堂下野ノ判官、長井遠....
私本太平記」より 著者:吉川英治
る庁と別院の境にある一門の通路だった。 「やあ」 と、出あいがしら。 越後守北条仲時は、じぶんを捜してこれへ来たらしい佐々木道誉を見て、 「今暁来、ご苦労だ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ぼっち。 でも覚一は、ここが気に入っていた。――ついこの間までいた小松谷の探題北条仲時の邸よりは、山静かだし、武者出入りもなし、何よりはまた、琵琶を弾くにも歌....
私本太平記」より 著者:吉川英治
もかがり火も疲れきった色で七日をむかえかけていた。わけても、 北の探題、越後守北条仲時 南の左近将監北条時益 の二人は、困憊そのものの姿にみえる。 いず....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
五月八日 六波羅陥ツ。 同日 新田義貞、東国|上野ニ旗ヲ上ゲル。 十一日頃北条仲時以下、近江番場ニテ自刃。 同日頃 金剛山ノ寄手数万、千早ヲ解キ奈良ヘ敗....