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「北海道庁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北海道庁の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小作人への告別」より 著者:有島武郎
熊笹《くまざさ》と雑草の生い茂った密林でした。それが私の父がこの土地の貸し下げを北海道庁から受けた当時のこの辺のありさまだったのです。食料品はもとよりすべての物....
金狼」より 著者:久生十蘭
と)ねえ、葵嬢、那須ってあの新聞記者がね、職員録を繰って見たが、京大阪はおろか、北海道庁の警察部にも、久我千秋なんて特高刑事はいないそうですぜ。官名詐称を承知で....
不在地主」より 著者:小林多喜二
に勤勉なるものは、移住後概して生活に困難することなし……。」(「北海道移住案内」北海道庁、拓殖部編) 「……数年を経て、開墾の業成るの後は、穀物も蔬菜も豊かに育....
望郷」より 著者:服部之総
廃止され、函館、札幌、根室三県がおかれて中央の直轄となったが、十九年三県を廃して北海道庁に統一し、薩系|岩村通俊《いわむらみちとし》が初代長官となって赴任する。....