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北畠顕家
「北畠顕家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北畠顕家の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
ます」 母はだまっている。 「ぼくは今日先生にぼくのご先祖のことを聞きました。
北畠顕家、親房……南朝の忠臣です。その血を受けたぼくはえらくなれない法がありませ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
|金崎城の露と消えておられる。為世の世を去る年には、その新田義貞も藤島に討死し、
北畠顕家も石津に戦死して、足利尊氏が将軍となった。翌延元四年には後醍醐天皇が吉野....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
軍を揉みつぶし、甲州を掃いて、鎌倉武蔵口へせまる作戦。 時をあわせ、奥州からは
北畠顕家が一路南下の予定である。――この両翼を心にえがきながら、義貞は東海の征途....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
て派せられていたが、さらに命をおびた吉野勅使は、この月、みちのくへ急いで行った。
北畠顕家は、この一月ごろ、多賀ノ鎮守府から伊達郡の霊山へ移っていた。国府も守りき....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
「このことの旅行で、あなたの私本太平記も、つい三日ほど読みそこなっておりますよ。
北畠顕家はもう都へ着いておりますか」などとしきりに雑談の花をさかせ、やがて、指名....