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北米
「北米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北米の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ぶ》せな様子で、
「そう、その話でしたな。モンロー主義もその主張は初めのうちは、
北米の独立諸州に対してヨーロッパの干渉を拒むというだけのものであったのです。とこ....
「高山の雪」より 著者:小島烏水
常に崇高な氷雪を戴いているため、チベット人は、神聖視しているとのことだ。
また
北米で有名な、シエラ・ネヴァダ山 Sierra Nevada のシエラは鋸歯とい....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
い程度の民族が現存している。たとえばブリントン博士(Du. Brinton)は、
北米の氷海海岸に住むエスキモーが、世界の起源ということについて未だかつて考え及ん....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
京警備司令官の職権をもって広く諸君に一|言せんとするものである。吾が帝国は、曩は
北米合衆国に対して宣戦を布告し、吾が陸海軍は東に於て太平洋に戦機を窺い、西に於て....
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
る最後の一角まで、追い詰めるように視線を投げた。 ここで、私が思い浮べたのは、
北米ポートランド市の、シチイ・パークから遠望した、フッド火山の、においこぼるる白....
「地球要塞」より 著者:海野十三
に居る者には、たえず目にふれています。全くばかばかしいの一語につきますよ。 旧
北米合衆国のワシントン州のごときは州全体が、一つの要塞のように見えるのです。欧弗....
「地軸作戦」より 著者:海野十三
らどうであろうか。シベリアの氷雪はたちまち融け去り、さぞ御迷惑なこととは思うが、
北米合衆国全土は美しき雪原と氷山とに化してしまい、凍結元祖屋さんだけに有終の美を....
「ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
る。 僕は民顕の停車場から買って来た新聞を読むと、それに日本人の記事があった。
北米合衆国で日本の移民問題が紛糾しかかった時に、その記事がちょいちょい独逸の新聞....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
本名、英太郎、今日中橋商事の社長にして貿易界の一巨材たり。蝶八は一団を率いて南米
北米を打ち廻りあまた艱難を重ねたるのちブラジルの地に客死せり。時に明治七年なり。....
「アラメダより」より 著者:沖野岩三郎
ンドのジュニアースクールの一学級に山田章子さんというのがある。両親とも、もう永く
北米の地に住んでいる。 章子さんは小学校でいつも首席を占める。学級の生徒が級長....
「瘠我慢の説」より 著者:木村芥舟
に任じて随行には勝麟太郎(今の勝|安芳)以下長崎|伝習生を以てし、太平洋を絶りて
北米桑港に徃くことを命じ、江戸湾を解纜したるは、実に安政六年十二月なり。首尾能く....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
本の腸胃に入れ、これを消化吸収して一個の日本的の文明となさざるべからず。例えば、
北米合衆国は共和政治にして、その国いたって富み、その文明いたって盛んなりといえど....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
国のものとよく相似たり。街路はすべて石を敷き、家屋たいてい木造、二階建てにして、
北米カナダ辺りの家屋を見るがごとし。中央に一帯の江流あり。その水の清きこと、わが....
「北海道に就いての印象」より 著者:有島武郎
しい寄与をしていたかも知れない。欧洲文明に於けるスカンディナヴィヤのような、又は
北米の文明に於けるニュー・イングランドのような役目を果たすことが出来ていたかも知....
「色盲検査表の話」より 著者:石原忍
(場合によりスチルリング氏検査表)を使用すべきことが提議されました。またその翌年
北米合衆国のジョンス・ホプキンス大学のクラークという女のドクトルが「色盲の石原検....