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北越雪譜
「北越雪譜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
北越雪譜の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
蘭《セイロン》俗伝』)。わが邦《くに》にも諸職各々|忌詞《いみことば》あって、『
北越雪譜《ほくえつせっぷ》』に杣人《そまびと》や猟師が熊狼から女根まで決して本名....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の高尾が越後の山中、狼と侶を為《な》さんばかりの小舎《こや》に生まれたごとく(『
北越雪譜《ほくえつせっぷ》』)、ペオチアの田舎で菜摘みを事としたが、転じてアテー....
「越後の闘牛」より 著者:佐藤垢石
村郷の闘牛を見物したのではない、と、自ら八犬伝のうちに付記している。これは、随筆
北越雪譜の著者南魚沼郡塩沢の里長鈴木牧之から庚辰三月二十五日に伝聞した実況で、牧....
「雪の夜の怪」より 著者:田中貢太郎
劇薬自殺してしまった。私はみょうな関係から、その細君の葬式につらなっていた。私は
北越雪譜の挿画の中にある盲人が窓から落て来ていた絵のことを話そうと思っていたが、....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
年正月七日越後の国塩沢に生れた鈴木|牧之《ぼくし》が天保年間に著《あらわ》した『
北越雪譜』は、雪に関する考察と雪国の生活とを書いた書物として有名であり、かつ日本....
「山の人生」より 著者:柳田国男
も人の物だから食うべからずと考えていなかった様子であった。 次に鈴木|牧之の『
北越雪譜』にある話は、南|魚沼郡の池谷村の娘ただ一人で家に機を織っていると、猿の....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
なものをこのオロで拵え、冬は古着の上に、夏は裸にもこれを着たということである。『
北越雪譜』の秋山の条を見ると、この山村には夜具を持っている家はただの二軒であった....
「語呂の論理」より 著者:中谷宇吉郎
利位《どいとしつら》の『雪華図説《せっかずせつ》』と鈴木牧之《すずきぼくし》の『
北越雪譜《ほくえつせっぷ》』とを何とかして手に入れたいものと思って、古書の専門店....