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匳
「匳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
匳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小翠」より 著者:田中貢太郎
も好いといって、とうとうそのまま帰っていった。小翠は悲しそうな顔もせずに、平気で
匳の中からいろいろの模様を取り出して弄っていた。 王夫人は小翠を可愛がった。夫....
「姫たちばな」より 著者:室生犀星
ったように、日の光を反射して美しいさざ波を掻き立てていた。 基経は姫の棺に、香
匳、双鶴の鏡、塗扇、硯筥一式等をおさめ、さくら襲の御衣、薄色の裳に、練色の綾の袿....