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区分け
「区分け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
区分けの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
私は昼の食堂で、カレー汁の外に、白飯に交ぜる添菜が十二三種もオードゥブル式に
区分け皿に盛られているのを、盛装した馬来人のボーイに差出されて、まず食慾が怯えて....
「戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
ォン・リンデン伯爵夫人は、ちゃんと心得ていた。 その時、密偵部の首脳が、細かい
区分けになっている書棚から一通抜き取って、黙って夫人に渡したという「|文字の肖像....
「人生の共感」より 著者:宮本百合子
へ作家は身ぐるみとびこんで描けという気風にあると思う。 長篇・短篇と形の上での
区分けが枝葉であるということも、作品の持ち味だとか、境地だとか、そんなものの翫味....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
あらざるを得ない。どういう条件の下にもと云うのは、たといそれが文化一般(階級的に
区分けされた文化ではなく)の資格に於て文化内部に終始した統制であっても、その文化....
「残肴の処理」より 著者:北大路魯山人
けてもまだたくさん残っているもの、刺身は刺身、焼き魚は焼き魚というふうに整理して
区分けし、これを生かすことを考える。こういうことは以前からしばしばみんなに話はし....
「日本料理の基礎観念」より 著者:北大路魯山人
いたしますので、例えば、一流の料理屋の刺身の醤油にしても、一々違いますが、それが
区分けが出来るように、こんなことはどうも僭越ですが、いわゆる食道楽の立場から、ぜ....