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区民
「区民〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
区民の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
を告げんとす依って本会は来る二十五日を期し本区内一千有余の出征将校下士卒に対し本
区民一般を代表し以て一大凱旋祝賀会を開催し兼て軍人遺族を慰藉《いしゃ》せんが為め....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
で評判になっている。 その各支店をまわってその売れ残りの特徴を聞いてみたら、各
区民の生活状態を考えるために面白い材料になるだろうと思ったが、あまり大袈裟になり....
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
だ、眼に一丁字なく、耳に一章句を解せぬが、しかもよく大義名分を弁え、日露の役には
区民に率先して五十円を献金し、某の侯爵に隣してその姓名を掲げられたが、実は侯爵よ....
「人民戦線への一歩」より 著者:宮本百合子
える。つい、二三日前、この気勢に一つの刺戟を与えるような実例があった。東京板橋の
区民が、食糧管理委員会を組織し、板橋の造兵廠内に隠匿されてあった食糧を発見、それ....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
、牧師と、医者と、埋葬夫とを兼ぬる有様であった。その勇気と忠実と親切とは、当然教
区民の絶大の敬慕を贏ち得たが、健康が許さないので、一八六八年他の教区に転任した。....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
なかった。多くの有力な人々のうちでも枢機官フェーシュ氏の所へ彼は行って、自分の教
区民のために助力を願った。ある日、皇帝が叔父《おじ》のフェーシュ氏を訪れてきた時....
「早稲田神楽坂」より 著者:加能作次郎
趣を異にした特殊の景情を現出すべく、公園や遊歩場というものを持たないわれ/\牛込
区民や、麹町区一部の人々の好個の慰楽所となるであろう。そしてそれが又わが神楽坂の....