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「医方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

医方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
おしの」より 著者:芥川竜之介
ように療治《りょうじ》をさせることも出来ない。聞けば南蛮寺《なんばんじ》の神父の医方《いほう》は白癩《びゃくらい》さえ直すと云うことである。どうか新之丞の命も助....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
。 抽斎歿後の第四年は文久二年である。抽斎は世にある日、藩主に活版|薄葉刷の『医方類聚』を献ずることにしていた。書は喜多村栲窓の校刻する所で、月ごとに発行せら....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ンドの五明とて五つの科学が入って居る。それは声明とて言語音声に関した一切の科学、医方明とて医学、因明とて論理学、工巧明とて工学、内明とて宗教的科学及び哲学であり....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
奇法を唱うるものあり。その法、婦人の発明せるところにして、万病を医するに、従来の医方と全く異なりたる方法を用うという。政教子曰く、これ、わがいわゆる心理療法の一....