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医長
「医長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
医長の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
おいと泣きくずおれた。
貞世の病状は悪くなるばかりだった。
ある時伝染病室の
医長が来て、葉子が今のままでいてはとても健康が続かないから、思いきって手術をした....
「海底大陸」より 著者:海野十三
ができるだろうと思った。 クーパー事務長は決心がつくと、電話機をとりあげて、船
医長のモルフィス博士を呼んだ。 博士はすこぶる元気のない声で答えた。 「これじ....
「魔像」より 著者:林不忘
り、充分に考えてはおくが、そう右から左と急には参らぬ」 何のことか、山城守と町
医長庵、しきりに話しこんでいる。 二 棟上《むねあ》げの式も一|段....
「黄泉から」より 著者:久生十蘭
ましたので、もういちど見たいと思ったのです、とおっしゃいました。 そのとき、軍
医長が部隊長になにか耳打ちしますと、部隊長は眉をひらいたような顔つきになって、じ....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
祓ったといって、法皇を医者の手にわたす。それからいよいよ治療にとりかかる。 侍
医長が十人ばかり医官を連れて入ってくる。まず腕から一ヴァース(約一合五勺)の瀉血....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
ってるわ。すみませんけど、島野少佐をここへひっぱりだして来てください」 「でも軍
医長が許可しなかろうと思います」 「シゴイさん、病気なの」 「少佐は怪我をなすっ....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ります。その家の後の方に馬を導いて行ってしまった。で私はまず迎えの人に法王の侍従
医長のテーカンという方の屋敷へ連れて行かれたです。
の事でございますから....