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十七回忌
「十七回忌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十七回忌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
ようである。この重種の父もやはり三条西家奉公人であったらしく、延徳二年その亡父の
十七回忌に当ったので、家中衆が斎食の儲をした記事が見える。延徳三年の春からして、....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
そうです。でも今はケロリとしているのよ、そしてお経を二通りよみました。お祖母様の
十七回忌の由です、だから二つなの。あなたの大好きなお祖母様だったという方でしょう....
「こま犬」より 著者:岡本綺堂
たというのである。 「そんなわけで別に面白いことも何にもなかった。勿論、おやじの
十七回忌の法事に参列するために帰ったので、初めから面白ずくの旅行ではなかったのだ....
「自作肖像漫談」より 著者:高村光太郎
前十一時五十八分四十五秒も丁度その胸像をいじっている時であった。その胸像は先生の
十七回忌の年にやっと出来上って目白の講堂に納めた。長くかかったわりに思うように良....